栃木県日光市瀬尾

2016年05月12


日本の滝百選に戻る
  関東の滝に戻る

Road Map :霧降高原道路を北上し、道標に従って霧降の滝に向かう。
Route Map:それぞれ、つつじヶ丘の駐車場を起点に往復する。
関東の滝
日本の滝百選』  日光には名瀑が多く、一日では巡り切れなかった。
霧降の滝
利根川水系の板穴川の支流・霧降川にある滝。滝名の由来は、落下する間に水が飛び散って霧のようになる事とされる。華厳滝、裏見滝とともに日光三名瀑の一つ。また、日本の滝百選にも選ばれている。上下二段に分れていて、上滝は25m、下滝は26mで、全長は75mとなる。頂部の幅は約3mだが、下部では約15mにも広がる。南側に設置された観瀑台からは滝壺へ下りる道があり、往復で約40分(2008年12月現在、通年通行止め)。
霧降隠れ三滝
霧降川の上流にひっそりと隠れている三つの滝、丁字ヶ滝、玉簾の滝、マックラの滝があり、通称、霧降の隠れ三滝と呼ばれている。三つの滝の形態がそれぞれ違うのが面白い。
霧降の滝
  滝としては雄大で変化があるのだが、滝壺へ降りる登山道は立入禁止となっており、遠望となる観瀑台からでは滝音も小さく迫力がなかった。
霧降隠れ三滝
  びっくりする程の迫力ある滝はなかったが、観光地ではない隠れ滝を見れたことで、滝マニアとしては満足出来た。
今日の温泉、寝床
  中禅寺湖には中禅寺温泉があり、温泉宿が沢山あるので日帰り温泉が出来る所を探してみたが、シーズンオフなのか営業している温泉宿が殆ど無く、日帰り温泉が出来る所は見付からなかった。 18時を過ぎると食堂まで閉まってしまい夕食も取れなくなってしまった。
いろは坂を下って'04年にお世話になった ”やしおの湯”に行ってみるが、木曜日は定休日だった。
  日光市まで下り、R119沿いの道の駅 ”日光街道ニコニコ本陣”で車中泊をすることにして、併設しているコンビニで近くの日帰り温泉を聞いてみると、直ぐ近くの下森友にあると言う。
〔024〕霧降の滝 (落差80m)
今回の遠征は日本二百名山、三百名山の山歩きであるが、山歩きには必ずアイドル時間が出来る。そのアイドル時間を利用して日本の滝百選、及び、有名滝を散策することにした。
裏見の滝へは遊歩道入口まで行ったが、徒歩30分の表示があり、時間的に割愛してしまったが、日光三名瀑に入っていることを後から知り悔しい思いをした。
きりふりのたき
霧降の滝散策時間:20分
霧降隠れ三滝散策時間:1時間56分

霧降の滝展望台へはつつじヶ丘の手前の駐車場から、
霧降隠れ三滝はつつじヶ丘の奥の駐車場から散策を始める。
霧降の滝散策
霧降隠れ三滝散策
駐車場から観瀑台までは340mの距離。 ちょっとした散歩となる。
霧降の滝遊歩道入口の駐車場にはトイレ、お茶屋さん、お土産屋さんが点在しており、つつじヶ丘の名の如く、ツツジが満開となっていた。
今日は平日なのに、流石は日光、観光客が多い。
観光用に良く整備された遊歩道を緩やかに下って行く。
遊歩道入口にはレストラン?もあり、多くの観光客で賑わっていた。
レストランの裏手から滝壺へ行く道の入口があったが、立入禁止となっており、こんな人混みの中で進入する勇気は湧かなかった。
遊歩道を5分程歩けば観瀑台に着く。 観瀑台は上下2段になっており、上段の観瀑台からは樹木が茂り殆ど見えなかったので、下段の観瀑台に
下りるが、ここからも遠景過ぎて良くは見えなかった。
”日本の滝百選”とは書かれておらず、ローカルな”栃木の景勝百選”
となっていた。 全国版で表示した方が良いと思うのだが・・・
落差80mの分岐瀑である ”霧降の滝” 写真の限りでは無く、更に上流に滝は続いているの
であるが、樹木で殆ど見えないので、下半分の滝のみ写している。 滝を観光の目玉にするので
あれば全体が見える様に樹木を伐採して欲しいものだ。 国立公園だと勝手に伐採出来ないのか。
このツツジは今日、袈裟丸山で会ったお花の先生から
”トウゴクミツバツツジ”だと教えて貰っている。
漢字では東国と書くと教えて貰ったのでよく覚えている。
駐車場周辺は”つつじヶ丘”の名が付いている様に
ツツジが満開となっており、これも観光の目玉になっていた。
霧降高原道路から ”女峰山”を見る。 この道路を走り詰めれば霧降高原からの登山道があるが、アップダウンの多いロングコースらしいので、今回は志津峠から登る予定としている。 車で霧降隠れ三滝の林道入口まで行ってみるが、周辺には駐車禁止の立て札が林立していたので、つつじヶ丘の駐車場に戻ることにした。
15時09分につつじヶ丘の奥の駐車場から歩き始める。
つつじヶ丘にあった散策地図は廃道が多く、登山道が書かれていないので非常に判り難い。 丁字ヶ滝も書かれていなかった。
登山道から牧場用の舗装された林道に出る。
先ほどは車でここまで来ているが、駐車禁止の看板で引返している。
やせ尾根の登山道ではあるが、先ほど、車で走った
霧降高原道路が平行して伸びていた。
橋を渡ると色々と注意書き、説明板、道標が立っていた。
何も判らないので滝方向の登山道に入る。
現在も使われていそうな綺麗な林道を緩やかに下って行く。
霧降川の支流に沿った登山道を下流に向けて下って行く。
結構、大きな滝であったが、これが ”丁字ヶ滝”とは気付かずに通り過ぎてしまい、”玉簾の滝”に着いた時に”丁字ヶ滝”が無かったと
1人悩んでしまう。 復路では見逃しの原因が判った。
何やら、滝口が出て来た。
上流に幅の広い滝が見えたので行ってみる。
丸太を並べただけの簡素な橋を渡る。
落差は6m程であるが滝巾が20mある ”玉簾の滝” に着く。
”玉簾の滝”の左側の滝。 玉簾の名に相応しい優美な滝だ。
沢水の透明度が高く癒される。
”玉簾の滝”の左側の滝。
霧降川に沿った登山道を今度は上流側に向かって進んで行く。
更に登山道を進むと ”玉簾の滝”への観瀑台が出て来た。
ここから見る ”玉簾の滝”は樹木が邪魔して全体としては見えなかった。
撮影に夢中になっているのは大山から下って来た若いハイカー。
牧場の牛止め柵なのか、これに沿って登山道が伸びていた。
大山への分岐に着く。 2人のハイカーが大山から下って来ているが、大山なる山がどんな山なのか何も知らない。
林道から河原に下りて小さな橋を渡り ”マックラの滝”に向かう。
牧場の林道に出る。 最初の林道をそのまま進んでいれば、
遠回りにはなるが”マックラの滝”に来れるのだ。
散策を始めて1時間丁度で落差30mの直瀑である ”マックラの滝”に着く。
”マックラの滝”の前には怖い顔の方が睨みを利かせていた。
霧降隠れ三滝の内、見ておくべき滝となっていたが、何の変哲も無い直瀑であり、何の魅力も感じ無かった。 こらなら ”玉簾の滝”の方が数段好きな滝である。 これは人に寄って感じ方が違うとは思う。
滝壺も何の変哲も無し。 濡れるのを覚悟すれば裏見は出来そうだ。
往路でも見ている ”丁字ヶ滝”を滝口から覗く。
往路で見ていながら見逃した ”丁字ヶ滝”に戻る。 この道標を確認して左側に進んでしまったのが、道間違いの原因だった。
落差10m程の ”丁字ヶ滝”はどこからどこまでが落差となるのか判り難い。
少し横から見てみる。
水量は充分あるが、どうと言う滝ではなかった。
直ぐ右側には霧降高原道路が走っているやせ尾根の登山道を戻る。
登山道から最初の林道に出る時に右か左か一瞬、進むべき方向で迷った。
廃道進入禁止の道があったが、何で廃道なのかは表示していなかった。
登山道としてはいい感じなのだが・・・
散策時間1時間56分にて奥の駐車場に戻る。
時既に17時を廻っており、観光客は殆ど姿を消していた。
トウゴクミツバツツジが咲き誇るつつじヶ丘を抜けて駐車場に戻る。
入浴料は520円だったので、ここで汗を流すことにする。 温泉名は判らなかったが、カラオケ屋の中に温泉がある変な温泉だった。 設備としては貧弱で湯舟と洗い場があるだけだった。
霧降隠れ三滝
 三丁字ヶ滝
 玉簾の滝
 マックラ滝
霧降川の支流を下って行き、霧降川に合流した所から霧降川を上流に向けてUターン状に曲がった時点で方向感覚を失ってしまった。 その時に大きな三脚を担いだハイカーが大山から下山して来て、マックラの滝を含めて、登山道の助言を頂き、その後を安心して歩くことが出来た。 このハイカーとはあくる日の
”竜頭の滝”でも出会うことになった。
今日の温泉
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